『癖』には意味がある！

おはようございます

今日は人の動きの『癖』について少し触れていきます

当院に来院される患者さんが問診の時に言うこと。

『足をすぐ組んじゃう癖があるんですよ。』

『昔から猫背なんですよ。』『気づくと猫背になってて・・。』

『昔から腰痛持ちなんです』『肩こりが昔から・・。』

『立ってる時にいつもどっちかに体重かけちゃうんですよ。』

と、まぁ様々な『癖』の話をお話してくれます。

多くの方は、この癖を自分の一部のように話されます。

しかしこれは多くが間違いです

癖とは、身体的、精神的に何か不安定なことを身体が隠したり、かばったりする反応です

私は基本的に筋肉の状態をみて治療しているので、ここでは精神的な面は抜きに話します。

人が姿勢を崩そうとするとき、それは凝り固まった（収縮）筋肉を伸ばす(ストレッチ)ような姿勢をとることが多いです。

つまり姿勢の崩れからくる癖とは、状態の悪い部位をかばった姿勢というわけです

それを理解して、前後左右の歪みを確認してみるといいでしょう。

しかし私は、必ずしもこの癖が悪いとは思いません。

むしろ、正しい姿勢を取り続けるほうが身体には窮屈です

こまめに様々な姿勢をとり筋肉が固まることを避けることが、改善のポイントとなります

できれば毎日、ご自分の姿勢を鏡でチェックすることをお勧めします

私たち第三者のプロの眼で、正しい評価をしてもらうのもいいでしょう！

では、本日もお待ちしています