コミュニケ－ション

今朝、お店の外を掃除していたら、おばあちゃんに話しかけられた。年はなんと歳お世辞抜きにまったく呆けた感じはなくテンポのいいト－クで、二人で30分ほど立ち話。　その中でおばあちゃんの呆けない秘訣を伺った。答えはこうだ。『とにかく知らない人でもいいから話を誰かとすること。』だそうです。
話かけて『呆けてんのかな・・このひと・・』って思われてもいいから話すんだそうです。『おばあちゃん強いなぁ』と言ったら、『いいのよ、別に老人だしそう思われても仕方ないから。ハハハ！』って笑い飛ばした。というお話。

ここからは施術中のコミュニケ－ションの話。
僕も基本的に患者さんとのコミュニケ－ションを大切にします。基本的にとは、話したくない方もいらしゃるのでその辺は空気を読みつつ(笑い)。　身体の辛さやその筋肉の張り具合は、その人の生活が素直にでます。
僕らは硬いコリをほぐし改善させることが仕事。しかしそれはただ揉めば治るというものではありません。　一人ひとり違う生活パタ－ンがあり、負担をかける筋肉は違います。精神的な部分も違います。僕はそういった背景に辛さの原因があり、改善できる答えが隠されていると思うんです。　だから施術中のコミュニケ－ションをとることは大切なんです。
施術のとき寝てしまう方もいるとは思いますが、たまに施術者とコミュニケ－ションをとってみるのもいいかもしれませんよ。特に長年コリに悩んでる方は、普段の当たり前にやっている行動にこそ改善のヒントが隠されているこもしれませんから、第三者(プロ)にみてもらうとコリの原因に気付かされるかもしれませんね。